荏原実業が対応できる臭気、取り扱っている脱臭装置、導入した施設の種類、どんな業種や施設の方におすすめできるかをまとめています。
硫化水素
参照元:荏原実業(https://www.ejk.co.jp/products/manufacturer/wet_mini.html)
アンモニア、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、トリメチルアミン、アセトアルデヒド、スチレン、二硫化メチル、プロピオン酸、ノルマル酪酸、ノルマル吉草酸、イソ吉草酸
参照元:荏原実業(https://www.ejk.co.jp/products/manufacturer/dashu_voef.html)
荏原実業で取り扱っている脱臭装置の主なものは、以下の3種類です。
基材に高性能触媒を添着し、臭気成分と触媒を接触させる酸性ガス用と、薬品を添着した中性ガス用の2つのフィルターを使って脱臭します。基材をハニカム構造とすることで、臭気成分と触媒の接触面が増え、高効率な接触を実現。大風量、高湿度の臭気に強く、寿命が長いフィルターです。
繊維状活性炭を担体として用いることで、微生物を高密度で固定し、臭気と接触させて脱臭します。薬品を使わず、微生物の力を利用した環境に優しい脱臭装置です。主に硫化水素の除去に適しています。構成機器が少なくコンパクトなため、省スペースでの設置が可能です。小型脱臭装置ボエフミニと組み合わせると、さらに高精度な除去が期待できます。
土壌に含まれる腐植物質を開発し、化学反応・物理吸着・生物反応の3つの反応によって脱臭する腐植脱臭剤です。主反応が化学反応のため、高湿度な臭気ガスに対しても、効果は低下しません。
脱臭装置・脱臭設備メーカーを選ぶ際は
「同業種での実績」に注目!
脱臭設備を導入する際は、自分の事業場の種類やにおいの発生源、においの質に合った脱臭法の原理、特徴を十分に理解し、においの発生源の特性に合った適切な脱臭装置を選択することが重要。また、においには様々な種類があり、臭気によって適している脱臭方法が異なるため、選ぶ際は「同業種での実績」に注目しましょう。たとえ実績数が少なくても、あなたの事業場に合った臭気対策への実績があれば、信頼できる証といえるでしょう。
公式サイトで具体的な導入事例は見つけられませんでしたが、厨房除害処理施設、食品・油脂加工製造工場、小規模排水処理施設、浄化槽、工場廃水処理施設、下水処理施設、排水ポンプ場、農業集落排水処理施設、し尿処理施設、畜産農場などの脱臭に対応可能です。
口コミ評判は見当たりませんでした。
浄化槽や工場排水処理施設、畜産農場で発生する臭いで困っている方におすすめ
荏原実業には、3つの主力事業があります。環境関連製品を製造・販売するメーカー事業、水処理関連のエンジニアリング事業、風水力冷熱機器関連の商社事業です。製品製造において、研究開発・設計などコア業務は自社で行い、製造・施工は協力会社に委託するファブレス企業として、研究開発に力を注ぎ、技術力に磨きをかけています。脱臭では、吸着・生物・土壌という3つの脱臭方法を駆使して、様々な施設の悪臭除去に高い技術力で対応。水処理や排水・空調設備を持つ、浄化槽や工場排水処理施設、畜産農場などは、脱臭設備と同時にそれらの設備に関する問題解決も行えるので、おすすめです。