サンレー冷熱で取り扱っている脱臭装置や対応できる悪臭、導入事例をご紹介します。
電子・半導体・石油化学・印刷・塗装・食品加工・し尿処理・汚泥処理などの施設から排出される各種ガス。
サンレー冷熱で取り扱っている脱臭装置・脱臭設備は主に以下の3種類です。
燃焼方式は、中濃度から高濃度の排ガス処理を得意としています。アンモニア・酸化エチレン・塩化メチルなどの有害な排ガスを燃焼させ、無害化。排ガス処理装置のなかでは、アンモニア燃焼除害装置と直接燃焼式脱臭装置の2種類が燃焼方式の脱臭装置です。
アンモニア燃焼除害装置は、主に半導体製造装置や研究所から排出されたアンモニアを燃焼させることで酸化・分解させます。ユーティリティが簡素化されているため、低コストでの導入が可能です。
直接燃焼式脱臭装置は、VOC(揮発性有機化合物)だけでなくさまざまな悪臭の原因物質に対応できます。具体的にいうと、電子・半導体・石油化学・印刷・塗装・食品加工・し尿処理・汚泥処理などからの悪臭を処理します。排ガスに残った熱を活用するため、廃熱ボイラーやエアヒーターを併設させ省エネルギー化をはかることも可能です。
触媒方式の脱臭装置は、触媒を用いることで悪臭の原因物質を分解するために必要な温度を抑えられます。このため、燃料費や運転費を大幅に低減可能です。完全燃焼させるため廃水や汚泥が出ないのもメリット。面倒な後処理を考える必要がありません。サイズや燃料などは自由に設計できるのも、サンレー冷熱の特徴です。
プラズマ方式は、処理しにくい低濃度の排ガス処理を得意とする装置です。「低濃度・大風量・複合臭気」の対応策として開発されました。主に、食品・医薬品・肥料製造工場、ゴミ・排水処理プラントなどの悪臭に適しています。電気でプラズマを起こし、吸着触媒剤との相乗効果で脱臭。電力だけで稼動でき、薬品や化石燃料は必要ないのでランニングコストを抑えることができます。廃液や廃材も出ないので、地球環境に優しい脱臭方法です。
脱臭装置・脱臭設備メーカーを選ぶ際は
「同業種での実績」に注目!
脱臭設備を導入する際は、自分の事業場の種類やにおいの発生源、においの質に合った脱臭法の原理、特徴を十分に理解し、においの発生源の特性に合った適切な脱臭装置を選択することが重要。また、においには様々な種類があり、臭気によって適している脱臭方法が異なるため、選ぶ際は「同業種での実績」に注目しましょう。たとえ実績数が少なくても、あなたの事業場に合った臭気対策への実績があれば、信頼できる証といえるでしょう。
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電子・半導体・石油化学・印刷などからの排ガスでお困りの方におすすめ
サンレー冷熱は住友重工グループの会社。ボイラーや環境装置、金型加工や精密加工などの産業設備も扱っている企業なので、脱臭だけでなく製造工程におけるさまざまな悩みに複合的に解決策を出せます。脱臭可能な悪臭は、電子・半導体・石油化学・印刷・塗装・食品加工・し尿処理・汚泥処理などからの排ガスで、低濃度のものから高濃度のものまで幅広く対応可能です。脱臭装置の熱源や配置なども考慮して独自の設計をしてくれる頼もしい企業といえるでしょう。