このページでは、サーマルプラントの蓄熱燃焼式の脱臭装置の特徴や口コミ評判、導入事例などについて紹介しています。
揮発性有機化合物(トルエン、キシレン、酢酸エチル…etc)など
燃焼法とは、臭気を発する物質を文字通り焼却することで臭気を取り除く脱臭法です。臭いの原因をいわば物理的に除去することが出来るため、あらゆる臭気に対応することができ、また、不純物を多く含む物質であっても、前処理なしで処分することが出来ます。
サーマルプラントが手掛けるDeopoは、燃焼法の中でも、蓄熱燃焼式と呼ばれる方式を採用しています。蓄熱燃焼式では、セラミック製の蓄熱体を熱交換器として利用しますが、これにより、耐久性、脱臭効率、省エネルギーを同時に高めることが出来ます。なお、蓄熱燃焼式には、受熱塔、放熱塔、パージ塔の三つの棟を専用の弁で切り替える切替弁方式と、被処理ガスの入口と出口に回転弁を設置して連続的に処理する回転弁式の二つがありますが、Deopoはこの二つの方式を組み合わせて搭載することで、それぞれのメリットを兼ね備えた仕様となっています。揮発性有機化合物であれば、98%の処理が可能です(※)。
※参照元:サーマルプラント公式HP(https://thermal-plant.jp/deopo/)
燃焼式の脱臭装置は大規模なものが多く、設置に際してある程度の大きさが必要となる場合がほとんどです。しかし、Deopoは工場で既に組み立てが完了したユニットを納品するパッケージとなっているため、非常にコンパクトな寸法となっています。設置も三日ほどで終わらせることが可能です。また、Deopoの一ユニットあたりの最大処理風量は、一分あたり200nm3となっていますが、200nm3を超える量については、複数のユニットを組み合わせることで対応が可能となります。また、それぞれのユニットは状況に応じて運転を止めることもできるので、工場の稼働状況に応じて無駄なく運用することが出来る、というのも、Deopoの大きな特徴の一つとなっています。
脱臭装置・脱臭設備メーカーを選ぶ際は
「同業種での実績」に注目!
脱臭設備を導入する際は、自分の事業場の種類やにおいの発生源、においの質に合った脱臭法の原理、特徴を十分に理解し、においの発生源の特性に合った適切な脱臭装置を選択することが重要。また、においには様々な種類があり、臭気によって適している脱臭方法が異なるため、選ぶ際は「同業種での実績」に注目しましょう。たとえ実績数が少なくても、あなたの事業場に合った臭気対策への実績があれば、信頼できる証といえるでしょう。
サーマルプラントの導入事例は見つかりませんでした
サーマルプラントの脱臭装置・脱臭設備を導入した方の口コミ評判は見つかりませんでした。
各種工場での
導入がおすすめ!
優れた耐久性、脱臭効率、省エネルギーを誇る蓄熱燃焼式のDeopoですが、基本的には、各種工場等での仕様のために設計された脱臭装置となっています。既に触れたように、ユニット単位での納品となり、設置も比較的短期間で完了するため、コンパクトで無駄のない燃焼式の脱臭装置を探している、という場合には、検討したい脱臭装置の一つと言えるでしょう。