ここでは、岩谷産業で取り扱っている脱臭装置や対応可能な臭気、導入事例や、この会社をおすすめする業界について紹介しています。
有機溶剤、添加剤、硫黄化合物、硫化物、アンモニア、アミン、窒素化合物、アルデヒド、低級脂肪酸、窒素酸化物、VOC
岩谷産業で取り扱っている脱臭装置は、以下の4種類です。
VOCや排ガスに適した触媒燃焼式の装置です。臭気ガスを適正温度の250~320度に加熱し、ハニカムタイプの白金触媒を用いた触媒層で、酸化分解によって水や炭酸ガスにして脱臭します。低温で燃焼するため、NOxの発生を抑制します。
VOC(揮発性有機化合物)を熱分解で脱臭する装置です。悪臭ガスを吸気ファンで加熱された炉内に取り込み、ハニカム蓄熱体で熱交換したあと、800~900度で酸化燃焼し、浄化された排ガスを煙突から排出します。
含水珪酸マグネシウム(天然多孔質粘土)を主成分とした脱臭剤を用いて、強力な吸着力を実現した脱臭装置です。対象の臭気によって、脱臭剤を独自配合します。ハニカム形に成型することで、表面積が広くなり、吸着時の反応熱を効率よく冷却、圧力損失を抑えます。耐熱性がある天然多孔質粘土(セラミック)のため、火災防止が可能です。
触媒式燃焼装置に、蓄熱体を採用して、さらに高い熱交換率を実現した脱臭装置です。白金触媒を使うことにより、低温処理が可能となり、省エネ、省コスト、CO2低減を実現しています。
脱臭装置・脱臭設備メーカーを選ぶ際は
「同業種での実績」に注目!
脱臭設備を導入する際は、自分の事業場の種類やにおいの発生源、においの質に合った脱臭法の原理、特徴を十分に理解し、においの発生源の特性に合った適切な脱臭装置を選択することが重要。また、においには様々な種類があり、臭気によって適している脱臭方法が異なるため、選ぶ際は「同業種での実績」に注目しましょう。たとえ実績数が少なくても、あなたの事業場に合った臭気対策への実績があれば、信頼できる証といえるでしょう。
公式サイトで具体的な導入事例が見当たりませんでしたが、以下の設備で導入されています。
口コミ評判は見当たりませんでした。
医療や医薬品、排水処理を必要とする工場などにおすすめ
岩谷産業は主にLPガス分野で様々な事業を展開している会社です。その中のひとつ、環境・公害防止事業として多くの環境機器を取り扱っています。脱臭装置は、燃焼式・吸着式で4種類あり、化学や食品、鋳造の工場、畜産、ゴミ集積場など様々な分野の悪臭ガスの排除に利用されています。岩谷産業では、製薬設備や排水処理装置なども手掛けているので、これらと併せて脱臭装置の導入ができる医療や医薬品、排水処理を必要とする工場などにおすすめの会社です。