ここでは、ミウラ化学装置が対応できる臭気や取り扱っている脱臭装置、導入事例や口コミ、この会社をおすすめする業界について紹介します。
硫化水素、塩化水素、硫黄酸化物、アンモニア
※導入事例にある対応臭気を記載しています。
参照元:ミウラ化学装置(https://www.miura-eco.co.jp/reference/exhaust/)
ミウラ化学装置で取り扱っている主な脱臭装置は、以下の3種類です。
白金触媒によって、およそ300度の低温で処理し、悪臭を酸化分解して、脱臭する装置です。完全酸化させるため、高い脱臭効果が期待できます。
活性炭層を通過させて、臭気やガスを吸着することで脱臭する装置です。対象ガスに適した添着炭の選択が可能。複層並列充填方式を採用したことでコンパクトになり、設置が容易です。
親水性の特殊充填材「ヌレ網エレメント」を採用、広範囲の悪臭除去で高い脱臭力を発揮する装置です。大風量、低~中濃度の臭気ガスに適しています。
脱臭装置・脱臭設備メーカーを選ぶ際は
「同業種での実績」に注目!
脱臭設備を導入する際は、自分の事業場の種類やにおいの発生源、においの質に合った脱臭法の原理、特徴を十分に理解し、においの発生源の特性に合った適切な脱臭装置を選択することが重要。また、においには様々な種類があり、臭気によって適している脱臭方法が異なるため、選ぶ際は「同業種での実績」に注目しましょう。たとえ実績数が少なくても、あなたの事業場に合った臭気対策への実績があれば、信頼できる証といえるでしょう。
CASE
家畜糞堆肥化施設の臭気を処理するために導入
導入施設・業種
導入施設:家畜糞堆肥化施設
業種:畜産
家畜糞堆肥化施設の臭気に悩まされていた。堆肥化施設で発生する様々な臭気には、高濃度のアンモニアなどが含まれ、作業条件によっては濃度や風量が大きく変わり、ダストが含まれることもある。
発生する臭気に対して、安定した脱臭力を発揮できる、薬液洗浄方式の脱臭装置を導入。装置出口のアンモニアを300ppmから1ppm以下に、他のガスの臭気強度も2.5以下となり、大幅な臭気低減を実現。施設の安定した運営が可能になりました。
臭気判定をすると、主成分が硫化水素と判明したので、薬液洗浄塔(アルカリ洗浄塔)を導入。まずはテスト機で試し、効果を確認してから実機を導入しました。臭気濃度は13,000から160に、硫化水素は4ppmから0.2ppmに低下し、大幅な改善を実現。
以前は、腐植防止のため、数カ月程度で部品交換が必要でしたが、その必要がなくなり、手間やコスト低減ができました。
各種工場や排水処理場、ごみ処理場などにおすすめ
ミウラ化学装置は、ろ過装置・排ガス処理装置・脱臭装置などを手掛けるメーカーです。ニーズに応えた設計・製造を得意とし、自社と他社の製品を組み合わせて、性能の向上を実現させるエンジニア力を強みとしています。脱臭装置は、燃焼法や吸着法、薬液洗浄法などにより、様々な悪臭やVOCガスに対応しています。工業用のろ過や排水処理を手掛けているので、これらと併せて脱臭装置を導入する、各種工場や排水処理場、ごみ処理場などにおすすめの会社です。