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プラズマ脱臭装置の効果と導入に適した施設・製品一覧

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工場や飲食店で発生する油煙や煙、溶剤臭などの排気トラブル対策として、活用されているプラズマ脱臭装置。

本記事では、プラズマ脱臭法の仕組みや効果を発揮しやすい現場環境、導入時の注意点に加え、代表的な製品についても詳しくまとめました。

先にプラズマ脱臭装置の製品一覧を詳しく見たい方は、プラズマ脱臭装置一覧を見るをクリックしてください。

プラズマ脱臭法とは

装置の中で高い電圧をかけて放電を起こし、発生したエネルギーによってにおいの原因物質を直接分解・無害化する技術です。

人工的に発生させた雷のような放電現象(プラズマ)が、においの元となる分子の結合を切断し、構造を変化させます。においの性質も変わる仕組みです。

放電の過程で微量のオゾンや窒素酸化物(排気ガスの一種)が発生するため、屋外へ排気するダクト設備の設置や十分な換気が確保できる環境での導入が必要です。

プラズマ脱臭装置が効果を
発揮するにおいと施設

効果が出やすい臭気の種類

  • 調理臭・油煙(オイルミスト):飲食店の厨房や食品工場から出る、油分を含んだ濃厚なにおい
  • タバコ臭・煙:喫煙所などで発生する粒子状の煙(紫煙)と、独特のガス臭
  • VOC(揮発性有機化合物):塗装工場や印刷工場で使用される溶剤、インク、接着剤などの化学的なにおい
  • 焦げ臭(焙煎臭): コーヒー焙煎や食品加工時に発生する、香ばしさを通り越した焦げたにおい
  • ゴム・樹脂の成形臭: 製造現場で発生するプラスチックやゴムを熱した際の特有の刺激臭
  • 産業廃棄物・汚泥臭:処理場で発生する高濃度かつ複合的な腐敗臭

導入に適した施設・現場

  • 飲食店(焼肉・中華・ラーメン等)
  • 食品加工工場・コーヒー焙煎所
  • 塗装・印刷・化学工場
  • オフィス・商業施設の喫煙所

これらの施設は、高濃度の臭気に加え、油煙(オイルミスト)や煤煙、湿気が混在しており、一般的なフィルターでは短期間で目詰まりを起こしやすい環境です。

プラズマ脱臭装置であれば、臭気成分を吸着ではなく分解する方式のため、目詰まりによる能力低下が起こりにくく、混在環境における脱臭の課題に対応できます。

一方で、高電圧放電を伴う特性上、引火性ガスや爆発性物質が漂う現場には不向きです。定期的(数か月に一度など)な電極洗浄を管理体制に組み込めない施設にも向いていません。

CHECK

導入場所・においから選ぶ
おすすめ脱臭装置

脱臭装置にはプラズマ脱臭法以外にも様々な種類があり、現場の広さや換気状況、解決したいにおいによって「正解」は異なります。

「プラズマ脱臭装置が自分の現場に合っているか不安」「他の方式と比較したい」という方は、設置場所とにおいの種類から適した製品がわかる当メディアのおすすめ脱臭装置3選をご確認ください。

【場所・施設別】の脱臭装置を導入した事例はこちらからご確認ください。

    プラズマ脱臭装置がもたらす
    排気環境の改善効果

    排気ダクトにも対応できる
    「反応速度」の速さ

    強力な電気エネルギーがにおいの元を瞬時に破壊するため、一般的な脱臭法では接触時間が足りないような「高速な気流」であっても、通過するわずかな滞留時間で処理することが可能です。

    調理のピーク時や断続的な作業で煙や臭気の量が急激に変動しても、濃度上昇によるタイムラグや処理落ちを起こさずに追従。高い処理能力と即効性が求められる排気設備に適しています。

    高温・多湿・油分を含む
    環境下でも安定稼働

    汚れや水分に強い特殊な電極構造を採用しているため、一般的なフィルター方式では目詰まりによる能力低下が起きやすい過酷な条件下でも、放電による脱臭パワーを維持します。

    厨房や工場などのハードな現場でも、安定した性能を発揮。性能維持には定期的な電極洗浄が不可欠ですが、消耗品の交換頻度を抑えつつ長期にわたり安定した稼働を実現します。

    省スペース設置と低圧損による
    設備負荷の軽減

    風の流れを妨げないシンプルな電極配置により、送風に対する抵抗(圧力損失)がほとんど発生しない構造です。排気ファンへの負担を最小限に抑え、風量低下のリスクも防ぎます。

    既存のファンをそのまま流用できるケースが多く、大規模な工事をせずとも設置できる点がメリット。既存ダクトへの後付けや天井裏への設置にも柔軟に対応でき、リニューアル時にもスムーズに導入可能です。

    プラズマ脱臭装置一覧

    2026年2月3日時点、Googleで「業務用 脱臭装置」と検索し83社を調査。そのうち、プラズマ脱臭装置を取り扱い、公式HPが確認されたメーカーの製品を掲載しています。

    なお、同一メーカーで複数製品がある場合は、メーカー公式HPの製品一覧で上位に表示されている機種を代表製品として1点ご紹介しています。

    カルモア:酸素クラスター
    「レビオン」

    レビオン製品_イメージ
    引用元:カルモア公式HP
    (https://www.karumoa.co.jp/product/deodrizingemachine/oxy/oxygencluster/)

    装置内で高電圧放電を行い、気体をプラズマ状態にすることで活性種を発生させ、臭気分子を酸化・分解する技術です。強力なエネルギーによって物質を瞬時に変化させるため、他の方式では処理が難しい複合的な臭気にも対応できる能力を備えています。

    反応性が高く、短い接触時間でも処理効果を見込めるため、排気ダクト内を高速で流れる気流や、煙・油煙が継続的に発生する厨房、喫煙所といった過酷な環境での運用に適しています。

    フィルター方式では目詰まりや性能低下が起こりやすい現場においても、安定した脱臭性能を維持しながら、空気の浄化を継続的に支えます。

    CHECK

    排気対策や「煙・油」のある
    現場ならプラズマ脱臭装置

    一般的なフィルター方式では対応が難しい「油煙・煙・高温多湿」が混在する過酷な現場で高いパフォーマンスを発揮します。消耗品コストを抑えながら、強いにおいやダクト排気をスピーディーに処理したい場合に適した選択肢といえるでしょう。

    一方で、放電を伴う構造上、爆発性ガスや引火性物質がある環境での使用には適しません。性能を維持するには定期的な電極洗浄が不可欠なため、メンテナンス体制を含めた事前の設置確認が重要です。

【導入場所・におい別】
脱臭装置おすすめ3

導入場所とにおいの特性に着目し、それぞれの課題に適したおすすめの脱臭装置を紹介します。「種類が多くて、何が違うのかわからない」そんな方こそ、自分の現場に適した脱臭装置選びにお役立てください。

調理・加工臭に悩む
食品工場なら
調理臭・油煙臭を
無臭物質へ変化させる
VFDシリーズ (日本デオドール)
日本デオドール公式HP
画像引用元:日本デオドール公式HP
(https://deodor.co.jp/vfd-ntm.htm)

設置場所

排気ダクト

寸法
(mm/幅・奥行・高さ)
605×400×
1000~820×
570×1400(mm)
重量(kg)35~92

消臭成分が調理臭や油煙臭などと反応し、無臭物質へ変化させる。反応しきらない微量臭も、植物精油の香調により心地よい香りとなり効果を実感しやすい。

15種類の消臭剤が、水産加工から焼き菓子まで、食品の臭気に幅広く効果を発揮。植物由来の消臭成分で安全性が高く、厳しい安全・衛生管理基準もクリアする。

溶剤臭・VOC対策に悩む
化学・薬品工場なら
揮発性・触媒毒を含む排ガスの
臭気漏れを防ぐ
触媒式脱臭装置 (TESSHA)
TESSHA公式HP
画像引用元:TESSHA公式HP
(http://www.tessha.com/equipment/catalyst/cu-7eh/)

設置場所

乾燥炉排気・反応槽ベントライン など

寸法
(mm/幅・奥行・高さ)
-
重量(kg)-

VOCや悪臭成分を化学反応で無害・無臭に変換。微量のシリコンやリンを含む排ガスも前処理で対応可能で、触媒毒を含む化学・薬品工場でも使える

装置内部の空気を外に逃げにくい状態に保つことで、ダクト接続部からの臭い漏れを防止。揮発性の強い化学物質を扱う場合でも周囲環境への影響を抑える

堆肥舎・発酵施設のアンモニア臭に悩む
畜産農業なら
高濃度アンモニアを
低エネルギーで処理できる
ミライエ生物脱臭装置 (ミライエ)
ミライエ公式HP
画像引用元:ミライエ公式HP
(https://miraie-corp.com/product/deodorizer/)

設置場所

屋外または既存脱臭槽内

寸法
(mm/幅・奥行・高さ)
6~12×9
(54~108㎡)
重量(kg)-

堆肥化・発酵工程から発生する硫化系臭気や3,000ppmクラスの高濃度アンモニアへ対応。強臭環境においても、安定した脱臭性能を発揮する。

微生物の力で分解するため、燃焼系設備のような高エネルギー消費が不要。さらに低圧ブロワ採用で電力消費を抑制し、24時間連続運転でもコストを抑える

【導入場所・におい別】

脱臭装置おすすめ3選